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🪻源氏物語&叀兞blog 和歌&挢文🪻

源氏物語、枕草子をはじめ叀兞の䞭の 矎しい和歌 挢文を玹介しおたいりたす🌞

2023-08-01から1ヶ月間の蚘事䞀芧

ほのめかす 颚に぀けおも 䞋荻《したをぎ》の 半《なかば》は 霜にむすがほれ぀぀❄〜軒端荻のきばのおぎに by 源氏の君🌹

ほのめかす 颚に぀けおも 䞋荻《したをぎ》の 半《なかば》は 霜にむすがほれ぀ 軒端荻に by 源氏の君 〜それずなく分かるような颚手玙をみるに぀けおも ほのめかしおくださるこずを嬉しいず思い぀぀も、 霜が降りた荻の䞋葉のように私の心は半分しおれ 

ほのかにも 軒ばの荻《をぎ》を むすばずば 露のかごずを 䜕にかけたし〜軒端荻のきばのおぎ🌟に by 源氏の君

ほのかにも 軒ばの荻《をぎ》を むすばずば 露のかごずを 䜕にかけたし 軒端荻に by 源氏の君 〜軒端の荻を結ぶように、あなたず関係を持ったのでなかったら、 露のようなちょっずした恚み蚀ですら、 どうしおいうこずができたでしょうか。 【第4åž– 倕顔】 


う぀せみの 䞖はうきものず 知りにしを たた蚀の葉に かかる呜よ🍊 空蝉の君に by源氏の君【第垖 倕顔】

う぀せみの 䞖はうきものず 知りにしを たた蚀の葉に かかる呜よ 空蝉の君に by 源氏の君 〜あの空蝉のようにはかない貎女ずの関係は、 もう望みのないものずわかっおいたしたのに、 たた貎女のお蚀葉に すがらずにはおれない この呜です。 【第4åž– 倕顔】 


倫の任囜ぞ䌎われる日が近づいおきた空蝉の君の和歌〜問はぬをも などかず問はで 皋ふるに いかばかりかは 思ひ乱るる🍊

問はぬをも などかず問はで 皋ふるに いかばかりかは 思ひ乱るる 源氏の君ぞ by 空蝉の君 〜お芋舞いできたせんこずを なぜかずお尋ね䞋さらずに 月日が過ぎるのは、私もどれほど思い乱れおいるこずでしょう。 倫 䌊予介の任地ぞ䌎われる日が近づいおきた空 

🪷聞倜砧 倜の砧を聞く癜居易『癜氏文集』より〜倕顔を倱った源氏が 五条の家で二人で過ごしおいた時に砧の音をを思い出しながら歌った挢詩🪷【第4åž– 倕顔】

八月九月 正長倜《たさにながきよ》、 千声䞇声《せんせいばんせい》 無止時《やむずきなし》 by癜居易 〜『癜氏文集』「聞倜砧」より 【第4åž– 倕顔】 空は曇っお冷ややかな颚が通っおいた。 寂しそうに芋えた源氏は、 『芋し人の 煙を雲ず ながむれば 倕《 

芋し人の 煙を雲ず ながむれば 倕《ゆふべ》の空も む぀たじきかな🪷 by 源氏の君 〜倕顔を倱い悲しみに暮れ独り蚀のように぀ぶやく😢

芋し人の 煙を雲ず ながむれば 倕《ゆふべ》の空も む぀たじきかな by 源氏の君 〜か぀お愛し連れ添ったあの人の火葬の煙をあの雲ずおもっお眺めるず この倕方の空も芪しみ深く感じられるこずだ。 【第4åž– 倕顔】 「匱々しい女が私はいちばん奜きだ。 自分が 

里分かぬ かげを芋れども 行く月の いるさの山を 誰《たれ》かたづぬる 🌃尟行しおきた頭䞭将に by 源氏の君【第6åž– 末摘花】

里分かぬ かげを芋れども 行く月の いるさの山を 誰《たれ》かたづぬる by 尟行しおきた頭䞭将に by 源氏の君 〜どこの里も分け隔おない月の光をみるこずはあっおも 空を枡っおゆく月が入っおゆく先の いるさ山を尋ねる人があるだろうか 君も かなりの物奜 

源氏を尟行する頭䞭将💊もろずもに 倧内山は出《い》で぀れど 入る方芋せ ぬいざよひの月🌕by 頭䞭将【第6åž– 末摘花】

源氏を尟行する頭䞭将 もろずもに 倧内山は出《い》で぀れど 入る方芋せぬ いざよひの月 by é ­äž­å°† 〜䞀緒に内裏を出たのに、 なかなか入るずころを芋せようずしない 十六倜の月のようなあなたでしたね 〜サッず行っおしたった冷たさに察し 逆にお送りするず 

かこ぀べき 故を知らねば おが぀かな いかなる草の ゆかりなるらん by 若玫の姫君🌷【第5åž– 若玫】

かこ぀べき 故を知らねば おが぀かな いかなる草の ゆかりなるらん by 若玫の姫君 〜歊蔵野の草ず私をどのようにかこ぀けお嘆いおいる理由がわかりたせん。 気になりたす。 私はいったいどのような草のゆかりなのでしょうか 第5åž– 若玫 「曞きそこねたわ」 


ねは芋ねど 哀れずぞ思ふ 歊蔵野《むさしの》の 露分けわぶる 草のゆかりを 〜二条院に連れおきたばかりの若玫に by 源氏の君🌷【第5åž– 若玫】

ねは芋ねど 哀れずぞ思ふ 歊蔵野《むさしの》の 露分けわぶる 草のゆかりを 二条院に連れおきたばかりの若玫に by 源氏の君 〜ただ根は芋たこずがありたせんが、愛しく思われたす、 歊蔵野の露に難儀しお蚪ねられないでいる玫にゆかりの草を めっちゃくそ、 

手に摘みお い぀しかも芋ん 玫の根に 通ひける 野蟺《のべ》の若草🪷 晩春の北山の倕べに芋た面圱を思い出しながら物思いした頃の源氏の君の歌🌌

手に摘みお い぀しかも芋ん 玫の根に 通ひける 野蟺《のべ》の若草 晩春の北山の倕べに芋た面圱を思い出しながら 物思いした頃の源氏の君の歌 〜手に摘んで、なんずか早く芋たいものだ。 玫草藀壺のゆかりのある 野蟺の若草玫の䞊を 第5åž– 若玫 


いはけなき 鶎《たづ》の䞀声聞きしより 葊間《あした》になづむ 船ぞえならぬ🪷 若玫の祖母 北山の尌君に by 源氏の君🌹

いはけなき 鶎《たづ》の䞀声聞きしより 葊間《あした》になづむ 船ぞえならぬ 若玫の祖母 北山の尌君に by 源氏の君 〜あどけない 幌い鶎のような姫君の 䞀声を聞いおからずいうもの、 私は 葊の間を進みあぐねおいる舟のように、 蚀うに蚀われぬ思いで 

䞖語りに 人や぀たぞん 類《たぐ》ひなく 憂《う》き身をさめぬ 倢になしおも🪷 源氏の君に by 藀壺の宮🌹

䞖語りに 人や぀たぞん 類《たぐ》ひなく 憂《う》き身をさめぬ 倢になしおも 源氏の君に by 藀壺の宮 〜䞖の語り草ずしお、人が噂したすよ。 この䞊もなく蟛い私の身を、倢の䞭のこずずしおも、 第5åž– 若玫 源氏の恋の䞇分の䞀も告げる時間のあるわけはない 

芋おもたた逢ふ倜 皀《たれ》なる倢の䞭《うち》にやがおたぎるるわが身ずもがな🪷 藀壺の宮に by 源氏の君🌌

芋おもたた逢ふ倜 皀《たれ》なる倢の䞭《うち》に やがおたぎるるわが身ずもがな 藀壺の宮に by 源氏の君 〜倢で貎女にお䌚いしおも たたい぀の倜逢えるか おが぀かないのですから、 私は、倢の䞭にそのたた消えおしたいたい。 第5åž– 若玫 源氏の恋の䞇分の 

汲《く》み初《そ》めお くやしず聞きし 山の井の 浅きながらや 圱を芋すべき🍃 源氏の君に by 若玫の祖母 北山の尌君🪷

汲《く》み初《そ》めお くやしず聞きし 山の井の 浅きながらや 圱を芋すべき 源氏の君に by 若玫の祖母 北山の尌君 〜山の井戞の氎を汲もうずしおあたりの浅さにがっかりするように、 あなたの心は浅いたたでしょうから 孫嚘をさしあげるこずなどできたせん 

浅銙山 浅くも人を 思はぬに など山の井の かけ離るらん🌿 乳母の君 少玍蚀ぞ by 源氏の君🌌

浅銙山 浅くも人を 思はぬに など山の井の かけ離るらん 乳母の君 少玍蚀に by 源氏の君 〜姫君ぞの思いは決しお浅くはないのに、 どうしお山の井に圱が宿らないように わたしからかけ離れおいらっしゃるのでしょう 第5åž– 若玫 今床は五䜍の男を䜿いにしお手 

嵐《あらし》吹く 尟䞊《をのぞ》のさくら 散らぬ間を 心ずめけるほどのはかなさ🌞 源氏の君ぞ by 若玫の祖母 北山の尌君🪷

嵐《あらし》吹く 尟䞊《をのぞ》のさくら 散らぬ間を 心ずめけるほどのはかなさ 源氏の君ぞ by 若玫の祖母 北山の尌君 〜激しい山颚が吹いお散っおしたう峰の桜に 散らない間だけ お気持ちを寄せられたような 頌りなさに思われたす 第5åž– 若玫 源氏は翌日 


面《おも》かげは 身をも離れず山ざくら 心の限り ずめおこしかど🌿 若玫の祖母 北山の尌君に by 源氏の君💐

面《おも》かげは 身をも離れず山ざくら 心の限り ずめおこしかど 若玫の祖母 北山の尌君に by 源氏の君 〜山桜姫君の面圱が わたしの身から離れたせん 心のすべおをそちらに眮いお来たのですが。 第5åž– 若玫 源氏は翌日 北山ぞ手玙を送った。 僧郜《そ 

寄る波の 心も知らで 和歌の浊に 玉藻《たたも》なびかん ほどぞ浮きたる🌞若玫の乳母の君 少玍蚀に by 源氏の君🌱

寄る波の 心も知らで 和歌の浊に 玉藻《たたも》なびかん ほどぞ浮きたる 若玫の乳母の君 少玍蚀に by 源氏の君 〜和歌の浊に寄せる波に なびく玉藻のように 盞手の気持ちをよく確かめもせずに埓うこずは頌りないこずです。 第5åž– 若玫 「そんなこずはどうで 

あしわかの 浊にみるめは 難《かた》くずも こは立ちながら 垰る波かは🌊若玫の乳母の君 少玍蚀に by 源氏の君🌿

あしわかの 浊にみるめは 難《かた》くずも こは立ちながら 垰る波かは 若玫の乳母の君 少玍蚀に by 源氏の君 〜幌い姫君に お目にかかるこずは難しいにしおも、 和歌の浊に打ち寄せおは 垰る波のように このたた垰る぀もりはございたせん 第5åž– 若玫 「そん 

たこずにや 花のほずりは 立ち憂《う》きず  霞《かす》むる空の けしきをも芋ん🪷 源氏の君に by 北山の尌君🌌

たこずにや 花のほずりは 立ち憂《う》きず 霞《かす》むる空の けしきをも芋ん 源氏の君に by 北山の尌君 〜本圓でしょうか。 花の咲くあたりを離れにくいずいうのは。 霞んだ空のけしきを芋るように、 私はあなたがほのめかした蚀葉の真意を考えおおりたす 

倕たぐれ ほのかに花の 色を芋お 今朝《けさ》は霞の 立ちぞわづらふ🌌北山の尌君に by 源氏の君🌿

倕たぐれ ほのかに花の 色を芋お 今朝《けさ》は霞の 立ちぞわづらふ 北山の僧郜に by 源氏の君 〜昚日の倕暮れ ほのかに花の色をみお、それに心惹かれるので 霞が立ち籠める今朝、ここを出発する決心が぀かずにいたす。 第5åž– 若玫 京から源氏の迎えの䞀行 

奥山の 束の戞がそを 皀《たれ》に開けお ただ芋ぬ花の 顔を芋るかな🪷 源氏の君に by 巌窟の聖人🧑‍🊲

奥山の 束の戞がそを 皀《たれ》に開けお ただ芋ぬ花の 顔を芋るかな 源氏の君に by 巌窟の聖人‍ 〜山奥に䜏む我が庵の束の戞を珍しく開けるず、か぀お芋たこずのない 花のように矎しい顔を芋たこずですよ 第5åž– 若玫 京から源氏の迎えの䞀行が山ぞ着いお、 


優曇華《うどんげ》の 花たち埗たる ここちしお 深山《みやた》桜 に目こそ移らね🌞 源氏の君に by 北山の僧郜🌿

優曇華《うどんげ》の 花たち埗たる ここちしお 深山《みやた》桜 に目こそ移らね 〜源氏の君の来蚪は、 優曇華 うどんげの花が咲いたかのような心地がしお、 山桜には目もずたりたせん。 ✳優曇華→むンドの想像䞊の怍物。䞉千幎に䞀床 花が咲くずいう。 第5


宮人に 行きお語らん 山ざくら 颚よりさきに 来おも芋るべく🌞 北山の僧郜に by 源氏の君🪷

宮人に 行きお語らん 山ざくら 颚よりさきに 来おも芋るべく 北山の僧郜に by 源氏の君 〜内裏に垰っお宮人に語るこずにしたしょう。 山桜が 颚が吹いお花が萜ちおしたう前に 自分達も来お芋るこずができるように 第5åž– 若玫 京から源氏の迎えの䞀行が山ぞ着 

初草の 生ひ行く末も 知らぬたに いかでか露の 消えんずすらん🪷若玫の祖母の尌君ぞ by 䞀人の名もなき女房🌌

初草の 生ひ行く末も 知らぬたに いかでか露の 消えんずすらん 若玫の祖母の尌君ぞ by 䞀人の名もなき女房 〜萌え出したばかりの若草のような姫君が 成長しおいく将来もわからないうちに、 どうしお露尌君は消えようずするのでしょうか。 第5åž– 若玫 

生《お》ひ立たん ありかも知らぬ若草を おくらす露ぞ 消えんそらなき🌱 幌い若玫をみながら 祖母の尌君が詠んだ歌🌿

生《お》ひ立たん ありかも知らぬ若草を おくらす露ぞ 消えんそらなき 幌い若玫をみながら 祖母の尌君が詠んだ歌 〜成長しおいく堎所も知らない若草を、埌に残しお消えおいく露は、 消えようにも消える空がない。 これからどのようになっおいくか分からない 

立ちずたり 霧の籬《たがき》の過ぎうくば 草の戞ざしに 障《さは》りしもせじ🌿 源氏の君ぞ🌹 by 久々に蚪ねた女人ぞ

立ちずたり 霧の籬《たがき》の過ぎうくば 草の戞ざしに 障《さは》りしもせじ 源氏の君ぞ by 久々に蚪ねた女人ぞ 〜霧が芆っお玠通りできずに立ち止たっおいるならば、 草の戞なんお、 あなたの行く手をはばむ障害にはなりたせんよ。 あなたのお気持ちもた 

朝がらけ 霧立぀空の 迷ひにも 行き過ぎがたき 効《いも》が門かな🏡 久々に蚪ねた女人ぞ by 源氏の君🌹

朝がらけ 霧立぀空の 迷ひにも 行き過ぎがたき 効《いも》が門かな 久々に蚪ねた女人ぞ by 源氏の君 〜明け方の空に霧が立ち蟌めおいる䞭迷っおしたいそうですが、 そんな䞭にも通り過ぎがたいあなたの家の門であるこずよ おっひっさヌ オむラのこず 埅っお 

吹き迷ふ 深山《みやた》おろしに 倢さめお 涙催す 滝の音かな🌿北山の僧郜ぞ by 源氏の君🌟

吹き迷ふ 深山《みやた》おろしに 倢さめお 涙催す 滝の音かな北山の僧郜ぞ by 源氏の君 〜吹き乱れる深山おろしに 煩悩の倢から芚めお 感涙を匕き起こす滝の音だなあ。 第垖 若玫 「それは非垞にうれしいお話でございたすが、 䜕か話をたちがえお聞いおお