2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
宮城野《みやぎの》の 露吹き結ぶ風の音《おと》に 小萩《こはぎ》が上を思ひこそやれ 〜宮城野を吹いて露を結ぶ風の音を聞くと、小萩(幼な子)のことが思い出されてならない。 桐壺帝の 母を亡くした子への気持ちが溢れて涙が出ます 「こういうお言葉です…
恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ 苦しい恋に疲れた時は、寝るに限るなりよ 夢で会えるかもしれないじゃん? 見なければ気も楽 というものよ by 小野小町(おののこまち) 【ふるさと納税】 着物 子供服 羽織 袴 作り帯 半衿…
限りとて 別るる道の 悲しきに いかまほしきは 命なりけり 〜今を限りにお別れする悲しさにつけても、 私が行きたいのは死出の旅路ではなく、生き長らえていたいのです。 なんて悲しい歌なのでしょう 光源氏の母君の桐壺更衣(きりつぼのこうい)は、すっか…