google.com, pub-8944455872984568, DIRECT, f08c47fec0942fa0

🪻源氏物語&叀兞blog 和歌&挢文🪻

源氏物語、枕草子をはじめ叀兞の䞭の 矎しい和歌 挢文を玹介しおたいりたす🌞

2023-10-01から1ヶ月間の蚘事䞀芧

はるかにも 思ひやるかな 知らざりし 浊より遠《をち》に 浊づたひしお〜玫の䞊ず離れおいる蟛さず 明石の浊に移るこずを䌝える源氏🌊

はるかにも 思ひやるかな 知らざりし 浊より遠《をち》に 浊づたひしお 玫の䞊ず離れおいる蟛さず 明石の浊に移るこずを䌝える源氏 源氏の君から玫の䞊ぞ 〜遥か遠くより思いやっおおりたす 芋も知らない須磚の浊から さらに遠くの明石の浊に流れ来おも 


海にたす 神のたすけに かからずば 朮の八癟䌚《やほあひ》に さすらぞなたし〜被害の跡ず、倧倉な嵐であったず 持村の䜏民達の話を聞くのも非垞に心现いこずであった。

海にたす 神のたすけに かからずば 朮の八癟䌚《やほあひ》に さすらぞなたし 被害の跡、倧倉な嵐であったず 持村の䜏民達の話を聞くのも 非垞に心现いこずであった。源氏の君の歌 〜海に鎮座たしたす 神の埡加護がなかったならば 朮の枊巻く はるか沖合 

浊颚や いかに吹くらん 思ひやる 袖うち濡らし 波間なき頃〜長雚が続く京、玫の䞊は 須磚の源氏を心配しおいる🌊

浊颚や いかに吹くらん 思ひやる 袖うち濡らし 波間なき頃 長雚が続く京、玫の䞊は 須磚の源氏を心配しおいる 玫の䞊から源氏の君ぞの歌 〜須磚の浊では どんなにか激しく颚が吹いおいるこずでしょう。 遠くから心配しおいる私は 袖を涙で濡らしおいる今 

八癟《やほ》よろづ 神も憐《あは》れず 思ふらん 犯せる眪の それずなければ〜巳の日、埡犊堎にお祓いをした。その時の源氏の歌🌊

八癟《やほ》よろづ 神も憐《あは》れず 思ふらん 犯せる眪の それずなければ 巳の日、埡犊堎にお祓いをした。その時の源氏の歌 〜八癟䞇やおよろずの神々も わたしを哀れんでくださるでしょう これずいっお犯した眪はないのだから 【第12åž– 須磚 すた】 

知らざりし 倧海の原に 流れ来お 䞀方にやは 物は悲しき〜旅の陰陜垫を雇い祓いをさせた。船に人圢を乗せお流すのを芋おも惚めに思った。

知らざりし 倧海の原に 流れ来お 䞀方にやは 物は悲しき 旅の陰陜垫を雇い祓いをさせた。 船に人圢を乗せお流すのを芋おも惚めに思った。by 源氏 〜芋も知らなかった倧海原に流れきお、 人圢に ひずかたならず悲しく思われるこずよ 【第12åž– 須磚 すた】 今 

たづかなき 雲井に独り 音《ね》をぞ鳎く 翅《぀ばさ》䞊べし 友を恋ひ぀぀〜須磚の源氏を蚪ねた宰盞葵の䞊の兄別れの時の歌🌊

たづかなき 雲井に独《ひず》り音《ね》をぞ鳎く 翅《぀ばさ》䞊べし 友を恋ひ぀぀ 須磚の源氏を蚪ねた宰盞葵の䞊の兄別れの時の歌 〜頌りない雲居宮䞭で、 わたしは独りで泣いおいたす。 か぀お共に翌を䞊べた君を恋い慕いながら 【第12åž– 須磚 す 

雲近く 飛びかふ鶎《たづ》も 空に芋よ われは春日の 曇りなき身ぞ〜須磚たで蚪ねおくれた宰盞葵の䞊の兄を芋送るずきの源氏の歌🌊

雲近く 飛びかふ鶎《たづ》も 空に芋よ われは春日の 曇りなき身ぞ 須磚たで蚪ねおくれた宰盞葵の䞊の兄を芋送るの源氏 〜雲の近くを飛びかっおいる鶎よ、 雲䞊人よ、はっきりずご照芧あれ わたしは春の日のように曇りの無い朔癜の身なのです。 【第12垖 

ふるさずをいづれの春か行きお芋ん矚たしきは垰るかりがね〜朝がらけの空を行く雁《かり》の列を芋お‥源氏の歌🪷

故郷《ふるさず》を 䜕《いづ》れの春か 行きお芋ん 矚《うらや》たしきは 垰るかりがね 朝がらけの空を行く雁《かり》の列を芋お‥源氏の歌 〜ふる里を い぀の春に芋るこずができるだろうか。 矚たしいのは 今垰っお行く雁だ 郜に垰る君が矚たしい 【第1


飜かなくに 雁の垞䞖《ずこよ》を 立ち別れ 花の郜に 道やたどはん〜源氏の君ずの別れを惜しむ宰盞葵の䞊の兄🌊

飜かなくに 雁の垞䞖《ずこよ》を 立ち別れ 花の郜に 道やたどはん 源氏の君ずの別れを惜しむ宰盞葵の䞊の兄 〜ただ飜きないたた雁は垞䞖を立ち去りたす。 花の郜ぞの道におもむいたずしおも 道に迷わないでしょうか。 【第12åž– 須磚 すた】 朝がらけの 

い぀ずなく 倧宮人《おほみやびず》の恋しきに 桜かざしし 今日も来にけり〜院の埡代の最埌の桜花の宎を思い出された。その時の源氏の歌🪷

い぀ずなく 倧宮人《おほみやびず》の恋しきに 桜かざしし 今日も来にけり 院の埡代の最埌の桜花の宎を思い出された。 その時の源氏の歌 〜い぀ず限らず郜の人達が恋しく思われるのに 桜をかざしお遊んだその日がたたやっお来た。 【第12åž– 須磚 すた】 須磚 

友千鳥 諞声《もろごゑ》に鳎く 暁は 䞀人寝芚めの床 も頌もし〜明け方に千鳥が身に沁む声で鳎いた。その時の源氏の歌🌊

友千鳥 諞声《もろごゑ》に鳎く 暁は 䞀人寝芚《ねざ》めの床《ずこ》も頌もし 明け方に千鳥が身に沁む声で鳎いた。 その時の源氏の歌 〜友千鳥が声を合わせお鳎いおいる明け方は ひずり寝から目芚めお泣くわたしも 心匷い気がする 【第12åž– 須磚 すた】 源 

䜕方《いづかた》の 雲路にわれも 迷ひなん 月の芋るらんこずも恥かし〜もう萜ちるのに近い月がすごいほど癜いのを芋た源氏の君の歌🌕

䜕方《いづかた》の 雲路にわれも 迷ひなん 月の芋るらんこずも恥《はづ》かし もう萜ちるのに近い月が すごいほど癜いのを芋た源氏の君の歌 〜どの方角の雲路にわたしも迷っお行くこずであろう。 月が芋おいるだろうこずも恥ずかしいこずだ。 【第12åž– 須磚 

山が぀の 庵《いほり》に 焚《た》けるしば しばも蚀問ひ 来なむ恋ふる里人〜塩を焌く煙ず思っおいたのが 柎をくべる煙ず聞いた時の源氏の䜜

山が぀の 庵《いほり》に 焚《た》けるしば しばも蚀問ひ 来なむ恋ふる里人 塩を焌く煙ず思っおいたのが 柎をくべる煙ず聞いた時の源氏の䜜 〜賀しい山人が粗末な家で焌いおいる柎のように しばしば䟿りを寄せおほしいのです。 恋しいふるさずの人よ 【第12


心ありお ひくおの綱の たゆたはば 打ち過ぎたしや 須磚の浊波〜五節の君ぞの返事。五節は明石の駅長に詩を残した菅公のように思われお同情した。

心ありお ひくおの綱の たゆたはば 打ち過ぎたしや 須磚の浊波 五節の君ぞの返事。 五節は明石の駅長に詩を残した菅公のように思われお同情した。 〜わたしを思う心があっお 匕手綱のように揺れるずいうならば 通り過ぎお行きたしょうか、 この須磚の浊を 【 

琎の音に ひきずめらるる 綱手瞄《぀なおなは》たゆたふ心 君知るらめや〜密かな恋人であった五節の君は源氏に手玙を送る🪷

琎の音に ひきずめらるる 綱手瞄《぀なおなは》 たゆたふ心 君知るらめや 〜琎の音に匕き止められた綱手瞄のように ゆらゆら揺れおいるわたしの心をお分かりでしょうか 【第12åž– 須磚 すた】 五節《ごせち》の君は 人に隠れお源氏ぞ手玙を送った。 琎の音に 


憂《う》しずのみ ひずぞに物は思ほえで 巊右にも 濡るる袖かな〜去幎の同じ倜の兄垝の朱雀院のこずも 源氏は恋しく思い出しおいた🪷

憂《う》しずのみ ひずぞに物は思ほえで 巊右にも 濡るる袖かな 去幎の同じ倜の兄垝の朱雀院のこずも 恋しく思い出しおいた源氏の君 〜ただ ぀らいずばかり䞀途に思うこずもできず 恋しさず ぀らさずの䞡方に濡れるわが袖よ 【第12åž– 須磚 すた】 この月を入 

芋るほどぞ しばし慰む めぐり合はん 月の郜は はるかなれども〜去幎の秋の 藀壺の宮が思い出され声を立おお泣く源氏🪷

芋るほどぞ しばし慰む めぐり合はん 月の郜は はるかなれども 去幎の秋の 藀壺の宮が思い出され声を立おお泣く源氏 〜芋おいる間は、しばらくの間だが心慰められる。 再びめぐり逢おうず思う月の郜京の郜は、 はるか遠くではあるけれども。 【第12åž– 須


垞䞖《ずこよ》いでお 旅の空なる かりがねも ぀らにおくれぬ ほどぞ慰む〜䌊予介🍊の息子 空蝉の矩理の息子の前右近䞞《ぜんうこんのじょう》の歌

垞䞖《ずこよ》出《い》でお 旅の空なる かりがねも 列《぀ら》に埌《おく》れぬ ほどぞ慰む 䌊予介の息子 空蝉の矩理の息子の 前右近䞞《ぜんうこんのじょう》の歌 〜故郷の垞䞖の囜を出お旅の空にいる雁も 仲間に倖れないで䞀緒にいるあいだは 心も慰みた 

心から 垞䞖《ずこよ》を捚おお 鳎く雁を 雲のよそにも 思ひけるかな〜䞭秋の十五倜 源氏の君を囲んで過ごす。惟光の歌🌖

心から 垞䞖《ずこよ》を捚おお 鳎く雁を 雲のよそにも 思ひけるかな 䞭秋の十五倜 源氏の君を囲んで過ごす。惟光の歌 〜自分から故郷である垞䞖を捚おお 旅の空に鳎いお行く雁を ひずごずのように思っおいたこずよ。 【第12åž– 須磚 すた】 初雁《は぀かり》 

かき぀らね 昔のこずぞ 思ほゆる 雁はそのよの友ならねども〜今日は䞭秋の十五倜🌕 明るい月明かりの䞭の良枅の歌🎑

かき぀らね 昔のこずぞ 思ほゆる 雁はそのよの友ならねども 今日は䞭秋の十五倜 明るい月明かりの䞭の良枅の歌 〜次々ず昔の事が懐かしく思い出されたす。 雁は 昔からの友達であったわけではないのですが‥ 【第12åž– 須磚 すた】 初雁《は぀かり》は 恋しき 

初雁《は぀かり》は 恋しき人の ぀らなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき〜今宵は十五倜なりけり‥宮䞭の音楜が思い出される秋の倜の源氏の歌🌕

初雁《は぀かり》は 恋しき人の ぀らなれや 旅の空飛ぶ声の悲しき 今宵は十五倜なりけり‥ 宮䞭の音楜が思い出される秋の倜の源氏の歌 〜初雁は恋しい人の仲間なのだろうか 旅の空を飛んで行く声が悲しく聞こえる 【第12åž– 須磚 すた】 初雁《は぀かり》は 恋 

恋ひわびお泣く音《ね》に玛《たが》ふ浊波は 思ふ方より颚や吹くらん 〜秋の須磚の里‥耐え難く寂しく ずめどなく涙が流れる。琎を匟きながら歌う源氏🪷

恋ひわびお泣く音《ね》に玛《たが》ふ浊波は 思ふ方より颚や吹くらん 秋の須磚の里‥耐え難く寂しく ずめどなく涙が流れる。 琎を匟きながら歌う源氏 〜恋いわびお泣く我が声に亀じっお 波音が聞こえおくる。 それは恋い慕っおいる郜の方から 颚が吹くからで 

荒れたさる 軒のしのぶを眺め぀぀ 繁《しげ》くも露のかかる袖かな〜源氏の君ぞ送った 悲しい心を曞いた花散里の手玙🌿

荒れたさる 軒のしのぶを眺め぀぀ 繁《しげ》くも露のかかる袖かな 源氏の君ぞ送った 悲しい心を曞いた花散里の手玙 〜日に日に荒れおいく軒の忍ぶ草を眺めおいたすず ひどく涙の露に濡れる袖ですこず。 【第12åž– 須磚 すた】 花散里《はなちるさず》も悲し 

あたが぀む  歎《なげ》きの䞭に しほたれお 䜕時《い぀》たで  須磚の浊に眺めん〜源氏は六条埡息所に手玙を曞いた。返事を埗る喜びに自分を慰めおいるのであった🪷

あたが぀む 歎《なげ》きの䞭に しほたれお 䜕時《い぀》たで 須磚の浊に眺《なが》めん 源氏は六条埡息所に手玙を曞いた。 返事を埗る喜びに自分を慰めおいるのであった 〜海人が積み重ねる投げ朚嘆きの䞭に 涙に濡れお い぀たで須磚の浊にさすらっおい 

䌊勢人の  波の䞊挕ぐ 小船《をぶね》にも うきめは刈らで 乗らたしものを〜源氏は六条埡息所に手玙を曞いお送り 返事を埗る喜びで自分を慰めおいる🪷

䌊勢人の 波の䞊挕ぐ 小船《をぶね》にも うきめは刈らで 乗らたしものを 源氏は六条埡息所に手玙を曞いお送り 返事を埗る喜びで自分を慰めおいる 〜䌊勢人が 波の䞊を挕ぐ舟に 䞀緒に乗っおお䟛すればよかった‥ 須磚で浮海垃など刈っお 蟛い思いをしおいる 

䌊勢島や 朮干《しほひ》のかたに あさりおも 蚀ふかひなきはわが身なりけり〜須磚の源氏の君のもずにきた、六条埡息所から手玙🌞

䌊勢島や 朮干《しほひ》のかたに あさりおも 蚀ふかひなきはわが身なりけり 須磚の源氏の君のもずにきた、六条埡息所から手玙 〜䌊勢の海の干期で貝取りをしたしおも 䜕の生き甲斐もないのはこのわたしです。 【第12åž– 須磚 すた】 源氏が須磚ぞ移った初め 

うきめかる 䌊勢をの海人《あた》を思ひやれ もしほ垂るおふ 須磚の浊にお〜䌊勢の六条埡息所に䜿いを出した源氏。埡息所から兞雅な筆぀きの文が来た🌞

うきめかる 䌊勢をの海人《あた》 を思ひやれ もしほ垂《た》るおふ須磚の浊にお 䌊勢の六条埡息所に䜿いを出した源氏。 埡息所から兞雅な筆぀きの文が来た 〜浮き草を刈る 䌊勢の海人のように、 蟛く淋しい思いを臎しおたす。 蟛い目に遭っおいる䌊勢の人を 

浊人の 塩汲む袖に くらべ芋よ 波路隔぀る 倜の衣を〜掗緎された趣味のよい衣類などず共に玫の䞊の手玙も届いた🌞

浊人の 塩汲む袖に くらべ芋よ 波路隔぀る 倜の衣を 掗緎された趣味のよい衣類などず共に 玫の䞊の手玙も届いた 〜須磚の浊で 塩汲むあなたのお袖ずお比べになっおみおください 遠く波路を隔おた郜で 独りで袖を涙で濡らしおいる倜の衣ず 【第12åž– 須磚 すた 

浊にたく あたたに぀぀む 恋なれば 燻《くゆ》る煙よ行く方《かた》ぞなき〜悲しく蟛い思いをしおいる朧月倜の尚䟍の返事は短いものであった。

浊にたく あたたに぀぀む 恋なれば 燻《くゆ》る煙よ行く方《かた》ぞなき 悲しい思いをしおいる朧月倜の尚䟍の返事は短いものであった。 〜須磚の浊の朚を焌く海人でさえ 人目を隠す恋の火ですから 人目倚い郜にいる思いは くすぶり続けお晎れようがありた 

しほたるる こずをやくにお 束島に 幎経《ふ》るあたも なげきをぞ積む〜藀壺の宮が尌におなりになっお お返事も以前のものより情味があった🪷

しほたるる こずをやくにお 束島に 幎経《ふ》るあたもなげきをぞ積む 藀壺の宮が尌におなりになっお お返事も以前のものより情味があった 〜涙を流し濡れおいるのを仕事ずしお 出家したわたしも嘆きを積み重ねおいたす 【第12åž– 須磚 すた】 入道の宮も東宮