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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

『つれなさを 恨みもはてぬ しののめに とりあへぬまで 驚かすらん』 by 源氏🌿 身の憂さを 歎くにあかで 明くる夜は とり重ねても 音《ね》ぞ泣かれける』 by 空蝉🪷【箒木】

つれなさを 恨みもはてぬ しののめに とりあへぬまで 驚かすらん

by 源氏🌿

〜あなたの薄情な態度に恨み言を十分に言わないうちに夜も白みかけています。

鶏までが取るものも取りあえぬまで 慌ただしく鳴いて私を起こそうとするのでしょうか。

 

身の憂《う》さを 歎《なげ》くにあかで 明くる夜は

とり重ねても 音《ね》ぞ泣かれける

by 空蝉🪷

〜我が身の不孝を嘆いても嘆き尽くせないうちに夜が明けてしまい、

鳥が鳴いて、私はかさねて泣かずにはいられません。

 

「どうしてあなたと通信をしたらいいでしょう。

あくまで冷淡なあなたへの恨みも、恋も、一通りでない私が、

今夜のことだけを いつまでも泣いて思っていなければならないのですか」

泣いている源氏が非常に艶《えん》に見えた。何度も鶏《とり》が鳴いた。

『つれなさを 恨みもはてぬ しののめに とりあへぬまで 驚かすらん』  

あわただしい心持ちで源氏はこうささやいた。

 

女は己を省みると、不似合いという晴がましさを感ぜずにいられない源氏から

どんなに熱情的に思われても、

これをうれしいこととすることができないのである。

それに自分としては愛情の持てない夫のいる 伊予の国が思われて、

こんな夢を見てはいないだろうかと考えると恐ろしかった。

『身の憂《う》さを 歎《なげ》くにあかで 明くる夜は

 とり重ねても 音《ね》ぞ泣かれける』 と言った。

ずんずん明るくなってゆく。

女は襖子《からかみ》の所へまで送って行った。

🪷ぜひ、全文もご覧ください🪷

光る君よ‥

方違えにきて、そこの家の人妻を夜這いするっていかがなもんですかい?😓

お付きの女房に「明日迎えにまいれ」と人妻拉致((((;゚Д゚)))))))

一回も会ったことない空蝉に いけしゃあしゃあと ずっと想い続けてたのです🥰

と延々を愛を語る‼️

根っからのドンファンですのね(⌒-⌒; )

でも、その時その瞬間 目の前の女性に恋をし 愛を語る心は嘘じゃない✨

恨みごと 言い足りんけど 夜明けじゃん🌅 トリ🐓も起きろとやかましい💦

という内容なのに、実に女心にグイグイくるわけよ💃

そりゃ、モテますわ💦

心奪われない女人がいないのも分かるわ( ̄▽ ̄;)

対して、

空蝉様(うつせみ)

ワイ人妻やねんけど💦めちゃやばいっちゅうねん😥もう泣くしかないじゃんねえ😭

そりゃそうだよ、不可抗力とはいえ 不倫したことになるからね💦

お巡りさん👮こいつですと騒ぎ立てるわけにもいかんし、

淑女としては、大袈裟に抵抗することは 逆にはしたないとされる時代。

どうなる空蝉( ;∀;)

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