空蝉の君へ🌼
『見し夢を 逢ふ夜ありやと 歎《なげ》く間に
目さへあはでぞ 頃《ころ》も経にける』
by 光る君🌹
〜見た夢を、あなたに逢う夜があるのかと嘆いているうちに
目までが合わないで、日にちも経ってしまったなあ。
🪷箒木 ははきぎ🪷
源氏の手紙を弟が持って来た。
女はあきれて涙さえもこぼれてきた。
弟がどんな想像をするだろうと苦しんだが、
さすがに手紙は読むつもりらしくて、
きまりの悪いのを隠すように顔の上でひろげた。
さっきからからだは横にしていたのである。
手紙は長かった。 終わりに、
『見し夢を 逢《あ》ふ夜ありやと 歎《なげ》く間に
目さへあはでぞ 頃《ころ》も経にける』
安眠のできる夜がないのですから、夢が見られないわけです。
とあった。
🪷ぜひ、全文もご覧ください🪷
美しい文字で あの光る君からの長文の手紙✉️
そして、情熱的な歌には。
眠ることができないほど貴女のことを想っていると添え語がついています。
そりゃ、これで 心惹かれない女人はいないでしょうよ😅
とはいえ、空蝉の君は、伊予介いよのすけ🍊の奥様です。
そして紀伊守きいのかみの継母。
いくら、天下の光る君から恋文をもらおうとも、
めっちゃラッキーじゃね🙌と お付き合いなどできないわけよ💃
罪作りな十七歳‥
この恋どうなる?(。・ω・。)
🪷ぜひ、全文もご覧ください🪷