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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の 袖うち振りし 心知りきや🪷〜青海波の舞🌊の後 藤壺の宮に by 源氏の君🌿

物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の

袖うち振りし 心知りきや

青海波の舞の後🌊藤壺の宮に by 源氏の君🌿

〜物思いにかられて とても舞うことなどできそうにもない私が、

 それでも貴女にご覧に入れるために 袖を振りながら舞いました。

 私の心の内を分かってくださいましたか

 

【第7帖 紅葉賀】

翌朝源氏は藤壺の宮へ手紙を送った。

「どう御覧くださいましたか。苦しい思いに心を乱しながらでした。

 物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の

 袖うち振りし 心知りきや

 失礼をお許しください。」

とあった。

目にくらむほど美しかった昨日の舞を

無視することがおできにならなかったのか、

宮はお書きになった。

から人の 袖ふることは 遠けれど

起《た》ち居《ゐ》につけて 哀れとは見き

一観衆として。

 

たまさかに得た短い返事も、

受けた源氏にとっては非常な幸福であった。

支那《しな》における青海波の曲の起源なども

知って作られた歌であることから、

もう十分に后らしい見識を備えていられると源氏は微笑して、

手紙を仏の経巻のように拡《ひろ》げて見入っていた。

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