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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

白虹 日を貫けり、太子おぢたり〜 白虹貫日 太子畏之〜(謀叛の兆しがある。しかし太子はその失敗を懼れている)

白虹貫日  太子畏之

白虹 日を貫けり、太子おぢたり 

〜謀叛の兆しがある。

 しかし太子はその失敗を懼れている

 

ある時、燕の国の太子・丹が荊軻(けいか)に秦の始皇帝の暗殺を頼んだ。

依頼を受けた荊軻が秦国に入国するために易水の川を渡った頃、

太子・丹は上空を眺めていたが、

突然、白い虹が太陽を貫くという現象が起こった。

その現象を目撃した丹は今回の暗殺の謀が失敗したことを悟った。

(↓ブログより一部引用)

白虹貫日は、中国の「戦国策」に収録された李白の長編の韻文

擬恨賦(ぎこんふ)を出典としています。

こちらのブログ、とても分かりやすくおすすめです🪷


 

【第10帖 賢木 さかき

源氏は東宮の御勉学などのことについて奏上をしたのちに 

退出して行く時

太后の兄である藤大納言の息子の

《とう》の弁《べん》という、

得意の絶頂にいる若い男は、

妹の女御のいる麗景殿《れいげいでん》に行く途中で源氏を見かけて、

「白虹《はくこう》日を貫けり、太子|懼《お》ぢたり」

漢書の太子丹が刺客を秦王《しんのう》に放った時、

その天象《てんしょう》を見て

不成功を恐れたという章句をあてつけにゆるやかに口ずさんだ。

源氏はきまり悪く思ったがとがめる必要もなく

そのまま素知らぬふうで行ってしまったのであった。

 

源氏物語 第十帖 賢木 さかき】

正妻の葵の上が亡くなった。

六条御息所も晴れて源氏の正妻に迎えられるだろうと

世間は噂していた。

しかし 源氏は冷たくなり 縁が程遠くなった御息所。

彼女は 悩みながらも斎宮とともに伊勢に下ることにする。

 

いよいよ出発間近となった。  

このまま別れるのはあまりにも忍びないと、

源氏も御息所のもとを訪ねる。

顔を合わせてしまうとやはり再び思いが乱れる御息所だったが、

伊勢へと下って行った。

 

 桐壷院の病が重くなる。

死期を悟った院は朱雀帝に春宮と源氏のことを

遺言で託した後  ほどなく崩御してしまう。  時勢は、

左大臣側から朱雀帝の外戚である右大臣側に移って行った。

朱雀帝の優しい性格もあって、

政治は右大臣に権力が集中していった。

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