google.com, pub-8944455872984568, DIRECT, f08c47fec0942fa0

源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

2023-09-25から1日間の記事一覧

月影は見し世の秋に変はらねど隔つる霧のつらくもあるかな〜藤壺の中宮の歌とお召し物の動く音がほのかに聞こえてくると涙が落ちた。源氏の歌

月影は見し世の秋に変はらねど 隔つる霧のつらくもあるかな 〜月の光は昔の秋と変わりませんのに 隔てるように霧がかかっているのが つらく思われるのです。 (中宮様との間に隔たりがあるのが悲しく思います) 【第10帖 賢木 さかき】 「ただ今まで御前にお…

九重《ここのへ》に霧や隔つる雲の上の月をはるかに思ひやるかな〜院との思い出がお心に浮かび 源氏の君へ 命婦に伝えさせた歌 by 藤壺の中宮🪷

九重《ここのへ》に霧や隔つる雲の上の 月をはるかに思ひやるかな 院との思い出がお心に浮かび 源氏の君へ 命婦に伝えさせた歌 by 藤壺の中宮 〜宮中には霧が幾重にもかかっているのでしょうか。 雲の上で見えない月を はるかにお思い申し上げますことよ。 …

白虹 日を貫けり、太子おぢたり〜 白虹貫日 太子畏之〜(謀叛の兆しがある。しかし太子はその失敗を懼れている)

白虹貫日 太子畏之 白虹 日を貫けり、太子おぢたり 〜謀叛の兆しがある。 しかし太子はその失敗を懼れている ある時、燕の国の太子・丹が荊軻(けいか)に秦の始皇帝の暗殺を頼んだ。 依頼を受けた荊軻が秦国に入国するために易水の川を渡った頃、 太子・丹…