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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

いときなき 初元結ひに 長き世を 契る心は 結びこめつや【桐壺帝】💐むすびつる 心も深き もとゆひに 濃き紫の 色しあせずば【左大臣】〜第1帖 桐壺より

💐いときなき 初元結ひに 長き世を 契る心は 結びこめつや💐

いときなき はつもとゆひに ながき世を ちぎる心は むすびこめつや

幼い君の 初めての髻もどどりを結う時に、あなたの娘と永い契りをかわすようにと

願いをしっかり結び込めましたか?

源氏の君と左大臣の姫 葵上あおいのうえが結婚💐

その時に、桐壺帝が、左大臣に賜った歌。

 

💐結びつる 心も深き 元結ひに 濃き紫の 色しあせずば💐

しっかりと結んだ元結いの 濃紫色の紐の色さえ褪せない限りは、

契りを交わす心も深いはずです。

左大臣は帝に返歌を申し上げました。

 

🌸光源氏元服と結婚🌸

帝のお居間のほうから仰せによって 内侍《ないし》が大臣を呼びに来たので、

大臣はすぐに御前へ行った。

加冠役としての下賜品は おそばの命婦が取り次いだ。

 

白い大袿《おおうちぎ》に 帝のお召し料のお服が一襲《ひとかさね》で、

これは昔から定まった品である。

酒杯を賜わる時に、次の歌を仰せられた。

 

『いときなき 初元結ひに 長き世を 契る心は 結びこめつや』

 大臣の女《むすめ》との結婚にまでお言い及ぼしになった御製は大臣を驚かした。

『結びつる 心も深き 元結ひに 濃き紫の 色しあせずば』  

と返歌を奏上してから大臣は、

清涼殿《せいりょうでん》の正面の階段《きざはし》を下がって拝礼をした。

左馬寮《さまりょう》の御馬と蔵人所《くろうどどころ》の鷹《たか》を その時に賜わった。

そのあとで諸員が階前に出て、官等に従ってそれぞれの下賜品を得た。

源氏物語 光源氏の加冠の儀 まさにこの場面です☺️

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