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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

2023-10-15から1日間の記事一覧

思ふらん 心のほどや やよいかに まだ見ぬ人の 聞きか悩まん 〜明石入道の娘の返事は 京の貴女に劣らぬほどの手である🪷

思ふらん 心のほどや やよいかに まだ見ぬ人の 聞きか悩まん (by明石入道の娘) 明石入道の娘の返事は 京の貴女に劣らぬほどの手である 〜思って下さるとおっしゃいますが、 その真意はいかがなものでしょうか まだ見たこともない方が 噂だけで悩むというこ…

いぶせくも 心に物を 思ふかな やよやいかにと 問ふ人もなみ〜源氏は、明石入道の娘に 今度は柔らかい薄様へ華やかに書いてやった。

いぶせくも 心に物を 思ふかな やよやいかにと 問ふ人もなみ 明石入道の娘に 今度は柔らかい薄様へ華やかに書いてやった。 (明石入道の娘へ by 源氏の君) 〜悶々として気持ちが晴れず心の中で悩んでおります。 いかがですかと尋ねてくださる人も私には い…

眺むらん 同じ雲井を 眺むるは 思ひも同じ 思ひなるらん〜源氏の手紙の返事を書かぬ明石入道の娘🌸仕方なく明石入道が代筆して返事を書いた🪷

眺むらん 同じ雲井を 眺むるは 思ひも同じ 思ひなるらん 源氏の手紙の返事を書かぬ明石入道の娘 仕方なく明石入道が代筆して返事を書いた (源氏の君へ by 返事の代筆した明石入道) 〜物思いされながら眺めていらっしゃる空を 同じく眺めていますのは 娘も…

遠近《をちこち》も しらぬ雲井に 眺《なが》めわび かすめし宿の 梢《こずゑ》をぞとふ〜源氏は山手の家の明石入道の娘に 胡桃色の朝鮮紙に綺麗な字で手紙を書く🌸

遠近《をちこち》も しらぬ雲井に 眺《なが》めわび かすめし宿の 梢《こずゑ》をぞとふ 源氏は山手の家の明石入道の娘に 胡桃色の朝鮮紙に綺麗な字で手紙を書く (山手の家に住む明石入道の娘にby 源氏の君) 〜遠いとも近いとも知らない空を眺めて物思いに…

旅衣 うら悲しさに あかしかね 草の枕《まくら》は 夢も結ばず〜自分に娘を嫁がせたい明石入道の話を聴きながらくつろいでいる源氏の君💐

旅衣 うら悲しさに あかしかね 草の枕《まくら》は 夢も結ばず 自分に娘を嫁がせたい明石入道の話を聴きながらくつろぐ源氏の君 (源氏の君の歌) 〜旅衣を着ている 旅の生活の寂しさに夜を明かしかねて 安らかな夢を見ることもありません 【第13帖 明石 あ…

ひとり寝は 君も知りぬや つれづれと 思ひあかしの うら寂しさを〜自分の娘を 都の貴人に差し上げようと思う心が深い明石入道🌊

ひとり寝は 君も知りぬや つれづれと 思ひあかしの うら寂しさを 自分の娘を 都の貴人に差し上げようと思う心が深い明石入道 (明石入道から源氏の君に) 〜ひとり寝は あなた様もお分かりになったでしょうか 所在なく物思いに夜を明かしている娘の 明石の浦…