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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

2023-09-05から1日間の記事一覧

くれなゐの 花ぞあやなく 疎《うと》まるる 梅の立枝《たちえ》は なつかしけれど〜二条院で 紫の上とくつろいでいるときの源氏の君の歌🌺

くれなゐの 花ぞあやなく 疎《うと》まるる 梅の立枝《たちえ》は なつかしけれど 二条院で 紫の上とくつろいでいるときの源氏の君の歌 〜赤い花はわけもなく嫌な感じがする。 梅の立ち枝に咲いた花は慕わしく思われるのだけど 【第6帖 末摘花】 源氏はまた…

逢はぬ夜を 隔つる中の衣手《ころもで》に 重ねていとど 身も沁《し》みよとや〜末摘花の姫君に by 源氏の君🌺

「逢はぬ夜を 隔つる中の衣手《ころもで》に 重ねていとど 身も沁《し》みよとや」 〜幾夜も会わずにいて隔たってしまった私たちの仲ですが、 独り寝をする衣の袖に、さらに 衣の袖を重ねて より疎遠になれとおっしゃるのですか 【第6帖 末摘花】 翌日命婦が…

くれなゐの ひとはな衣《ごろも》 うすくとも ひたすら朽たす 名をし立てずば🌺〜末摘花の姫君を心配して詠んだ歌 by 大輔の命婦

くれなゐの ひとはな衣《ごろも》うすくとも ひたすら朽たす 名をし立てずば 末摘花の姫君を心配して詠んだ歌 by 大輔の命婦 〜紅色に一度染めた程度の淡い色あいの衣は色が薄いように、 君の愛情は浅いといっても、 ただ願うのは 姫君の御名を貶めるような…