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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

2023-10-18から1日間の記事一覧

うち捨てて 立つも悲しき浦波の 名残《なごり》いかにと 思ひやるかな〜出立の朝、源氏は時間と人目を盗んで明石の君に手紙を書き送った🪷

うち捨てて 立つも悲しき浦波の 名残《なごり》いかにと 思ひやるかな 出立の朝、 源氏は時間と人目を盗んで明石の君に手紙を書き送った (明石の君に by 源氏の君) 〜あなたを置いて 明石の浦を旅立つわたしも悲しい気がしますが 後に残ったあなたは さぞ…

逢《あ》ふまでの かたみに契る 中の緒《を》の しらべはことに 変はらざらなん〜琴の調子が狂わない間に必ず逢おうと明石の君を言いなだめる源氏🪷

逢《あ》ふまでの かたみに契る 中の緒《を》の しらべはことに 変はらざらなん 琴の調子が狂わない間に必ず逢おうと 明石の君を言いなだめる源氏 (明石の君に by 源氏の君) 〜今度逢う時までの 形見に残した琴の中の緒の調子のように 二人の仲の愛情も、 …