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源氏物語&古典blog✨🪷 🌿和歌 ときどき漢文🌿

源氏物語、枕草子をはじめ古典の中の 美しい和歌 漢文を紹介してまいります🌸

2023-10-04から1日間の記事一覧

ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か〜須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏🪷

ふる里を 峯の霞《かすみ》は 隔つれど 眺《なが》むる空は同じ雲井か 須磨の地で京に残してきた人たちのことを考え 悲しい気持ちになる源氏 〜住みなれた都の方を 峰の霞は遠く隔てている。 わたしが悲しい気持ちで眺めている空は 都であの人が眺めているの…

いとどしく 過ぎ行く方の 恋しきに うらやましくも帰る波かな〜須磨の渚に寄せる波を見ながら読んだ歌 by 源氏の君🪷

惜しからぬ 命に代へて 目の前の 別れをしばし とどめてしがな と夫人は言う。 それが真実の心の叫びであろうと思うと、 立って行けない源氏であったが、 夜が明けてから家を出るのは見苦しいと思って 別れて行った。 道すがらも夫人の面影が目に見えて、 源…

唐国《からくに》に 名を残しける 人よりも ゆくへ知られぬ 家居《いへゐ》をやせん〜須磨についた源氏が口ずさんだ歌🌊

惜しからぬ 命に代へて 目の前の 別れをしばし とどめてしがな と夫人は言う。 それが真実の心の叫びであろうと思うと、 立って行けない源氏であったが、 夜が明けてから家を出るのは見苦しいと思って 別れて行った。 道すがらも夫人の面影が目に見えて、 源…

惜しからぬ 命に代へて 目の前の 別れをしばし とどめてしがな〜須磨へと旅立つ源氏に 悲しみで胸張り裂けそうな紫の上の歌🪷

惜しからぬ 命に代へて 目の前の 別れをしばし とどめてしがな 須磨へと旅立つ源氏に 悲しみで胸張り裂けそうな紫の上の歌 〜惜しくもないわたしの命に代えて、 今のこの別れを 少しの間でも引きとどめて置きたいものです 【第12帖 須磨 すま】 惜しからぬ …